台湾に上陸した初日二作品目の見学は、温泉が有名な北投地区にある図書館になります。
この図書館は台湾初のエコ図書館建築にも選ばれ,市民にとって大変人気なスポットにもなっています。
温泉とは直接関係ないですが、図書館の隣に流れる川の水は硫黄水らしいです。
地上2階地下1階で建築面積802.87㎡になります。平面プランは地形に沿った三角形空間になります、この空間内で、ベランダを沿って本棚の配置を決めていると思います。
入り口に入って、一つ大きな吹き抜けが地下から上がって、二階の天井までに届く。各階の真ん中は本を並べるところです。一番奥の窓側にベランダがあります、ベランダに沿って勉強机と椅子が並べてあります、光はベランダを通して、ちょうどいい明るさで勉強机まで照らしています。
本棚の設計にも力入れていると思います。椅子と机のデザインは全部揃っていて、全体のデザインがまとめています。本棚の間に座る席も設けて、利用率がとても高いです。
この図書館はエコの概念を取り入れた以外に子供に優しい図書館にもなっています、地下一階全部児童本になります。地下一階から出ると直接地形と繋がって屋外公共スペースになります。
この図書館に来て一番驚いたのは地元の人々の使用度です。すごく使われていて、席は常に満席です。やむを得ず床に座る人も居ました、本の数も多くて、市民に愛されている感がとても伝わっています。荷物を置く感じから見ると皆結構早いうちに席をとっていたと思います。周りが緑につつまれ、木と本の空間にたっぷり一日過ごす最高な時間になります。
台湾文化のパワーをこの図書館を通して感じました。この文化豊な環境で何人の学者が生み出しているだろう。もし自分が図書館の設計をするなら、こんな愛されている建物になってほしいです。B4 カン ジャクヒョウ
0 件のコメント:
コメントを投稿