先日、髙橋ゼミOBの増田信吾さんの「駆体の窓」を髙橋ゼミの学部と院で見学に伺いました。
SOULPLANETの運営する貸しスタジオとして平日は様々な撮影に使われますが、休日はオーナーの週末住宅として使われます。
総武線津田沼駅から徒歩10分弱、落ち着いた住宅街の中にあります。
鉄筋コンクリート造2階建てのアパートをコンバージョンするプロジェクトとして、元々はインテリアの提案のお仕事としてスタートしたものでしたが、プロジェクトが進むに当たり、建築自体の提案もなされたそうです。
インテリアという個人に属する室内とエクステリアという周辺へも還元され得る公共空間の狭間にある二つがテーマになっています。
敷地に入ると目に入る庭に面する大きな窓のファサード
スチールサッシの重荷は下の犬走りを基礎として構造体として自立していました。
室内と庭との境界面をデザインするために既存の窓を取り払い,建物全体を覆うスチールサッシを設えてありました。
全面ガラスが太陽光を反射しにはへ光を分けていくため、日が高い夏でも日の当たらないような入隅まで光が届き、暗かった冬の時期にもとても明るい庭になります。
「全面ガラスにする事によって窓の結露が大変なのではないか?」という質問がゼミ生から出ました。
学部四年の竹島でした。
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