前回紹介した高知県佐川町の夏祭り「酒蔵ロード劇場」に参加させていただくことになりました。
「酒造ロード劇場」は酒蔵の白壁に光の切り絵を投影するお祭りで、それに合わせて高橋ゼミは木で構築物を製作することになりました。
現在検討中の敷地は3箇所あります。
竹村家住宅近くの床が補正された敷地です。
青山文庫横の草地。奥に竹林が見えます。
司牡丹酒蔵横の空き地。当日はイベント会場となる場所です。
今日のゼミでは、院生6人が案を持ち寄って話し合いを行いました。
写真とともに紹介します。
[鎌田案]
野外劇場としての提案。105mm×45mm×4000mmの線材を縦にずらし、構成していくことで切り絵を投影するスクリーンにもなり、人が座れ、行為を仕掛けられる起伏を作りたい。この場所は影絵を見るための場所であり、スクリーンとして影絵を写す場所にもなる。
大きくなればなるほど部材の接合が問題になるので、もっと全体を細かく分けて配置するべきか、組み方のスタディを進める。
[武田案]
1案 線材をずらしていくことで椅子から屋根に変化していくような提案。
材の間に抜けができないので抜けを作ること、また材の接合がまっすぐではないので、その検討が必要。
2案 周りの昔ながらの建物に合わせて折り紙のような形の提案。
折ることで裏と表のない形になる。これから木で作る形のスタディを行う。
[忍案]
線材を水平垂直の材を組み合わせていき人が座ったり中に入って休憩できるような提案。
高さと広さのスタディを行い、より人が集まりやすい形を考える。
[正木案]
全体が縁側のようになっいて町の人々の集まりに使えるような提案。
曲面の加工を考えるのと、もっと敷地に対して広くのびのびと作れるようなスタディをすすめる。
[藤巻案]
独立した線材をランダムに立てていくことで広く作るれるのではないかという提案。限られた材のなかで大きな空間を作り、影絵を投影することで一塊に見える。
柱を自立させるために柱どうしをどうつなげるかと、ベンチ部分のスタディをすすめる。
[竹石案]
1案 草むらの見せ方を変えることで、そこで過ごすことの良さを感じるよな提案。
施工に対してはすごく現実的だけど佐川町の人たちにどうその良さ(原っぱのような草むらを?)をわかってもらえるのかスタディを重ねる。
2案、面材をずらしていき、壁から屋根になるような提案。
形に動きがあるので、影絵を投射すると流れができる。結合部はどうするのか考える。
この中からいくつかベストな案を選んでみんなで形にしていきます。
がんばりましょう。
M1武田
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